ネットで聴取

2020.7.29

第102回 (令和2年度第1回) 番組審議会議事録

1.開催日時:令和2年7月2日(木)午前10時00分~11時30分

2.会  場:西宮市民会館5階 502中会議室

3.委員の出席

委員総数  :7名 / 出席委員数        :6名

 

放送事業者側出席者

代表取締役社長   :1名

取締役               :1名

統括部長            :1名

西宮市広報課      :1名

 

4.議題

番組内容についての審議

「ラジネットひょうご」

令和2年6月27日(土)9:45〜10:00

県下10局が加盟している「兵庫県地域ラジオネットワーク連絡会」の共同制作番組

 

5.議事概要

(1)委嘱状交付

社長より審議会委員のみなさんに審議をお願いするなど挨拶。今期1回目の審議会となるため、各委員に委嘱状を交付した。

(2) 委員長、副委員長選任

事務局より今期最初の審議会なので委員長、副委員長の選出が必要である旨説明し、選任方法について意見を徴した。

委員より事務局に一任との声が上がり、事務局は委員長と副委員長を提案。委員全員の賛同があり委員長と副委員長が選任された。委員長は就任の挨拶を行った。

その後事務局より本日の委員の出席状況として、委員総数7名中6名が出席しており、過半数以上の出席により審議会は有効に成立している旨の報告があった。

その後は議題に沿って審議会についての説明の後、審議番組について各委員からのご意見をいただき、必要に応じて放送事業者側出席者が説明・回答しながら進行。

 

6.審議内容

番組の審議(発言要旨)

委員長:事務局よりの報告、回答について審議に入ります。お感じになった事を忌憚なく発言願いたい。

委 員:近くにこんなお店があることを初めて知った。Tシャツを制作しているとのことで身近に感じた。外野席が無料の時は小さな子どもを連れてよく行ったが、確かに有料になってからは行っていない。店主の子どもたちに対する想いがよく伝わり、温かい気持ちで聴いた。

委 員:駅周辺には同様のショップがあると思うが、なぜこの店を取材対象に選んだのか。

事務局:地域の実情に詳しいということは当然だが、番組表に広告出稿していただいているほか、不定期企画の野球番組にご出演いただいている縁もある。

委 員:話が面白く聴きやすかった。春・夏の高校野球が中止になり、球場周辺のお店の方々はどうされているのか気にはなっていたので、こういう方の話が聴けてよくわかった。やはり野球愛が強いのだなと感じた。楽しく聴かせていただいた。

委 員:大学が近くにあるので気になってはいた。色々なエピソードも盛り込まれており、話も楽しくわかりやすかった。

委 員:甲子園の裏側が垣間見られるようで面白かった。西宮以外にも放送されるとことだが、市外の方にも知っていただけるというのはよかったのでは。どうしても今は気持ちが沈みがちで感染リスクもある中で、こういうお店が頑張っていることを伝えるのはよかったと思う。

委員長:三木や姫路の人がこの番組を聴いてどう思うのか。あまり関心がないのでは。

事務局:県内はもちろん全国の各都市に高校野球の参加校はあるので興味は持っていただけると思う。また観光地という意味では球場周辺の店舗は野球開催時以外も営業しているので、県内まで範囲を広げて近隣から普段でも来て欲しいということを暗にアピールする狙いもあった。

委員長:店の名前が聴き取れなかったのとインタビュアーとインタビュイー両者の声のバランスが取れていないと感じた。

事務局:発音が不明瞭であった。声のバランスは店内でレコーダー1台で収録したので編集時にできる限り補正はしたが足りなかったのかもしれない。

委員長:放送法5条にある放送の種別ではこの番組はどれに当たるのか。

事務局:番組内容は娯楽的ではあるが、ネットワークの趣旨からすると教養であり、報道的であるのかもしれない。

委員長:番組内で紹介していたTシャツは手書きなのか。

事務局:手書きでデザインしたものをプリントしている。

委 員:このネットワーク連絡会は記者発表資料には地域防災を謳っているが、何か取り組みを行っているのか。

事務局:阪神大震災当時、兵庫県内で情報伝達の意味で実質的に唯一のラジオ局であったラジオ関西は県内全域を放送エリアとしてカバーしていても各地域に対しての細かな情報伝達には限界があった、という認識のもとでコミュニティFMと連携する目的で発足した。その意味で、県域をカバーするAM局と各地域のコミュニテイFMがネットワークを結成しているということ自体が防災に当たると認識している。

社 長:今年1月には、ネットワーク連絡会に加盟する全局が兵庫県LPガス協会と地震等の災害時にLPガスの二次災害を防止するための緊急放送を行う防災協定を締結している。

委員長:今後は西宮の放送局としてどのような内容を考えているのか。

事務局:制作費等の関係もあり、独自素材ではなく別番組の再編集で制作することが多いが、いずれにしても展覧やイベント、インタビューなど、西宮という地域に特化した内容になると考えている。

委員長:番組以外で何かありませんか。

委 員:先日配信された会長通信だが、内容はほとんどが私的な感想であり、執筆者の性格などが赤裸々に出るのはいかがなものか。少し個人的なことが出過ぎているのではないか。もう少しトーンを抑えたほうがよいのでは。

社 長:以前はさくらFM 通信という名で、公的な内容主体であったが、指摘もあり性格もタイトルも変え、私的な通信にしている。ご指摘いただいた内容も踏まえて執筆者と調整したい。

 

議長は委員にその他特に意見がない旨を確認し、本日の審議会を終了し閉会する旨を述べた。

社長は審議会で意見を頂いた事への謝意を述べ、閉会にあたって挨拶を行った。次回の審議会は9月1日午前10時と決定した。

議長は午前11時30分に審議会閉会を宣した。議事の経過を明確にするため、議事録を作成し委員長及び出席委員の記名押印をする。

 

7.審議機関の答申又は意見の概要を公表した場合におけるその公表の内容、方法近畿総合通信局への提出が完了次第「さくらFM」のホームページにて掲載。

 

 

令和2年7月2日

さくらFM株式会社